そうだ。お菓子を作ろう!(行正り香)

Posted by ウー : 2005年06月16日 20:41

4579207939そうだ。お菓子を作ろう!
行正 り香

文化出版局 2001-12
¥ 1,680
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
楽天ブックスで詳しく見る
セブンアンドワイで詳しく見る(セブンイレブンでの受取りなら送料・手数料0円)icon

母親が作ってくれたお菓子、留学中に出会ったアメリカのお菓子、大学時代に旅行をして出会った欧州、タイのお菓子、最後はご本人のお菓子、といった構成。
行正さんの本はなぜか高い。なんで高いの?

いちごのショートケーキのデコレーションがひどい。素人ならわかるが、本を出してる人がこのデコレーションなんて。わざとなのかな。

驚くのがシフォンケーキ。型に植物油をぬり、粉をはたいてます。
これをすると型落ちしやすくなるはずなんだけど・・・。シフォンの場合は、型に何もぬらないのが鉄則かと思うが。
でもって卵黄4個、卵白5個という配分なのに型の6分目くらいしかふくらんでない。これほど膨らんでいないシフォンをレシピ本で初めて見た。型に生地を入れたときより焼き上がりの方がしぼんでます。
ふくらみが悪いので見た目が重そうで、ボロボロしそうな生地に出来上がってる。
小嶋さんのは卵黄80g、卵白160g(卵4個ぐらい)で、萩田さんのは卵黄卵白とも4個、なのに見事なふくらみ。行正さんのは卵白5個なんだから、このお二方以上のふくらみがあっていいはずなのだが。

そして驚くのがまだある。それは「白玉の枝豆あんこあえ」。
これは仙台でいう「ずんだ餅」のこと(ずんだ餅は餅であって、白玉で食べることはほとんどない。餅かおはぎで食べるのが一般的)。
我が家では、さやから出した枝豆の薄皮もとります。最近取らない人もいるのかもしれないけど、うちでは絶対取る。行正さんは取らずそのままフードプロセッサーへ(おいおい)。
食べたことがないのに本でレシピを紹介してる。すごすぎだ。

よくお菓子を作ってると「バターを室温に戻してから使う」というのがある。行正さんはこれをせずレンジで溶かしてしまう。柔らかくするのではなく溶かすんです。これも驚いた。
材料の計量と素材に関してはかなり大雑把で、小嶋さんのレシピが好きな人には抵抗あると思う。バターは有塩でいいし、チョコレートは板チョコでいいそうだ。
「家庭で作るお菓子」といえばそれまでだけど、私は家庭で作るお菓子でも「普段のお菓子」と「特別なお菓子」というのがあると思う。

本の中で使用しているハンドミキサーが古すぎて、ハンドミキサーをかける時間が全然参考にならない。
卵白5個の泡立てに15分かかってます・・・。小嶋さんのだと5〜6分くらいで、荻田さんのが4分くらい。
レシピ本なんだからきちんと参考になるハンドミキサーを使って欲しい。萩田さんの「ハンドミキサーでおもしろいほどおいしくできるお菓子」では、いくつかのハンドミキサーが紹介されていて、かける時間もちゃんとあるのに。

行正さんの本って、よく「母よしこ」が出てくるのだが、今回は「祖母ウメ」まで出てきた・・・。なんで「母」や「祖母」ではだめなの?
ケンタロウさんが「カツ代が・・・」というのは母親のカツ代さんも料理研究家でみんな知ってるからいいと思うが、行正さんの母親はそうではないから別に「母」でいいと思うが。
行正さんのエッセイが好みの人には合うんだろうが、私には全く合わない人だとつくづく思う(なのに何冊も読んでる)。

お菓子の本なら絶対小嶋さんの本がオススメです。家庭でもおいしいお菓子を作る方法が載ってます。

おいしい!生地
パティスリー
とっておきのシフォンケーキ
とっておきのチョコレートのお菓子

萩田さんのはハンドミキサーの使い方が詳しく載ってるので、これもオススメ。

ハンドミキサーでおもしろいほどおいしくできるお菓子


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)