Posted by ウー : 2006年10月23日 10:50
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この本は、世間一般の節約本ではありません。食費1か月1万円生活。のような、食材は安くないとだめ、野菜は家族からもらう、旦那の酒の肴は出汁を取った後の煮干しというな、とんでもないようなことは一切ない。
食材はなるべく国産もので、皮などまるごと食べるものは無農薬のもの。出汁の素は一切使ってない(鶏ガラスープも)。食材を無駄なく使い切り、楽しく食事をし、健康になろうというのが、この本のいいたいことだと思う。
著者はほぼ三食自分で作り(二人分)、それで食費が9,000円で済むらしい、すごすぎである。私がこの本のとおりに実践しても、とてもそんな金額で済むとは思えない。でもこの本のいってることには共感できる。食材をきちんと使いこなし、季節の食材を使い、自分でできることは自分でする、などなど。この本に共感して私が実行したことをいくつかメモっときます。
砥石を買った
簡易砥石は持っていた。しかしこれは気休め程度しか切れ味がよくならない。今までは敬遠してたけど、この本を読んで自分で研ぐ気になった。やってみるとこれといって難しくはない。失敗したらもう一度研ぎ直せばいいし、それでもだめなら研ぎ屋に持っていけばなんとかなる。
するめを買った
するめはかなり使えるということで買ってみた。使い勝手の悪そうな足を、煮物に使うと出汁にも具材にも使えて勝手がいい。
本節と削り器を買う
実はうちではあまりかつお節を使わない。でも買ってしまった。これからどんどん使いこなします。
この本によるとコストパフォーマンスのよさは、本節>大袋のかつお節>小分けパックのかつお節の順だそうです。でもって本節と大袋のかつお節は三度カビづけをしてますが、小分けパックのかつお節はカビづけをしてない本節を削ったものなので、同じかつお節といいつつ別物らしい。つまり小分けパックのものは、高い上に美味しくないということらしい。
魚は自分でおろす。
最近なんとか自分で三枚におろせるようになりました。魚を自分でおろせるようになると、高い加工用鮮魚を買わなくて済む。一匹100円のさんまから二人分の蒲焼きが取れるし(お弁当用なら)、一匹150円のアジから二人分の刺身が取れます。自分でおろすと魚のまとめ買いも可能になるし(加工できるんで)、買い物に行く頻度も減って楽です。
魚をおろすのは慣れです。うまくおろせず、身が薄くなってしまったら、スプーンで身を取り、つみれやなめろうにすればいいんです。
乾物を使いこなす。
乾物があれば食材がなくてもなんとかなる。確かにそうなんだけど、なんだか面倒臭そうで実際は敬遠しがちな乾物。しかしこの本の使い方は簡単。昆布を細かく切っておき煮物などを作るとき一緒に煮る、ひじきを一緒に炊飯し栄養価をアップする、大豆をまとめて茹でてストックしておくなど。これなら全然面倒じゃないので実行できる。
肉の量を減らす
お肉を減らして野菜を増やすようにした。お肉は出汁のような使い方です。きちんと下味をつけておけば少ない肉でも美味しく食べられる。
味噌汁を具だくさんにする
これを実行すると水分が減るので、味噌の使用量が減り、栄養価を増やして減塩できるという。減塩だけした不味い味噌汁を飲むのなら、具材を増やして適塩のおいしい味噌汁を飲んだ方が確かにいい。
油の使用料を減らす
炒めものをするときには、酒で水分を足し蓋をして調理する。これでうま味も逃げず油なしでも焦げ付かない料理になるそうだ。私は元々酒蒸し料理が大好きなので、これを知ってからなんでも「炒めもの風酒蒸し」にしてます。なもんで日本酒が使用量がかなり多いです。
私は白扇酒造の純米料理酒「花美蔵」を使っている(参考記事:おいしさを支える調味料ガイド 花美蔵 純米料理酒)。みりんもここのを使ってます。私は調味料はほとんど一升瓶で購入しています。一升瓶だと回収可能なのでゴミに出さずに済み、楽でいい。
他にももっと細々した、いろんなこともやってます。普段の調理がちょっとしたことで美味しくなり、段取りがよくなったりして、ついでに食費が安くなる、というのが面白いです。でも食費9,000円には絶対無理だと思う。